面接試験から数日で、合格証が届きました。多分、面接試験で落とす人は、基本的な認識とコミュニケーション能力に余程欠けている人に限られるのでしょう。これは中小企業診断士の試験も同様です。
アドバイザーの正式な呼称は、「日本政策金融公庫 農業経営アドバイザー試験 合格者」ですが、この「合格者」というのがミソで、「一定のレベルはありますが、アドバイザーとしてお役に立てるかどうかは保証しませんよ」という暗喩が感じられます。その意味では、本当に頼られるアドバイザーと呼ばれるかどうかは本人次第ということでしょう。
確かに、試験に合格したから、今日からアドバイザーでございと大手を振って歩ける類のものではありません。これを出発点として、知識やアドバイス能力の向上に努める必要があります。